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2022年07月12日

田中達也さん★見立ての世界

こんにちは。うさぎやです。


先日、観に行った田中達也さんの個展。
ミニチュアライフ展2

もうすでに終わってしまってるのですが、とっても楽しかったのでご紹介します^_^

ミニチュアアートの世界。NHK朝のテレビ小説「ひよっこ」のオープニングも彩っていたのをご存知の方も多いのではないでしょうか。

私は当時、なんとなく見ていた感じで、しっかり田中さんの存在を知ったのはしばらく後、インスタでした。

インスタの中では他にも色んな作家のミニチュア作品を目にしますが、中でもそのお題が面白くって田中さんをフォローするようになりました。よくひとりでクスッとなってます。

先程のケーキのミニチュアのお題は
「女性専用車両」女性が大好きなケーキを電車に見立て、女性が並んでいる風景。

ミニチュア作りもお題も日本人ならではの「見立て」の世界。お題も言葉の見立て、というのが私にはツボ。会場に流れていたビデオで、ダジャレ、オヤジギャグではないとご本人説明されてました。
そんなところも「なるほど〜」でした。

実はお菓子作りもこの「見立て」の手法を使うことよくあります。



苺をハート、魚のウロコ、お雛様に
3色ムースを重ねて菱餅に
アーモンドを使ったり、焼き印を使ってうさぎに見立て、
プチシューを積見上げたり、生クリームの絞りでお月見を表現したりもします。

シュー生地を丸く絞ったケーキはフランスではパリプレストと言いますが、卯屋では、これをXmasリースに見立てデコレーションしてます。

シェフが和菓子職人出身というのも、この「見立て」の技法をよく使う要因かもしれません。

和菓子の世界って本当に見立て上手。
上生菓子は特に、素材はそんなに変わらなくても
形、色で全てを表現、そしてこちら側にもしっかり伝わる。日本人の感性ってすごいなぁって、改めて思います。

ケーキの名前を考えるのも、実は結構悩む時があります。良いヒント沢山頂きました!

今回田中さんが
「毎日考えて、撮影する、続けていく中で深みのあるアイディアが浮かんでくる」というようなことをおっしゃってました。続けることは、筋トレみたいなものとも。

小さなことでも、細く長く、
自分に大切だと思うことは続けていきたいな。
そう強く思った個展でした。




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