掛川の深蒸し茶を使って

卯屋

2021年05月22日 09:11

おはようございます。うさぎやです。

この春から新たに使い始めた深蒸し茶は
掛川市 茶農家 ひらの園さんのもの。

香りは立つし、その色もまた深い。(深蒸し茶だけに 笑)インスピレーションを受けてお菓子を一品作りました!

深蒸し茶のスポンジ生地に自家製あんこ

ムースにももちろん深蒸し茶を使ってます。

「若緑 わかみどり」と命名しました♬断面は和菓子を意識してみました^_^

ひらの園さんは、お茶を育て、加工し、販売までをご自分でされているこだわりの茶農家さんです。そんなふうに作られたお茶って、実はとっても少ないんです。

緑茶は、お茶農家さんが育てた茶葉を、いくつかの茶農家さんで茶工場に持ち寄り、加工する。そこまでが農家さんのお仕事。そんな茶葉を持ち寄って競りがあって、買い付けたお茶屋さんがブレンドして販売。
という感じが大半の気がします。

「茶師」なる言葉もあって、いつかNHKのプロフェッショナルで静岡の茶師さんの仕事が紹介されたこともありましたね。なので、このブレンドしてお茶の魅力を引き上げるのも、それはそれですごいことだと思います。

ただ、単一茶園で作られたお茶には、やはりお茶そのものに味の個性や力強さがある気がします。

もう一つの大きな特徴は、ひらの園さんで販売されているお茶は1番茶のみということ。
一番茶、そう新茶だけなんです。お茶はニ番茶、三番茶もあるのに…です。これってすごいことではないかと思うのです。

年3回、其々の美味しさってあるとは思うけれど、冬の間貯めたエネルギーや旨みを1番味わえるのが一番茶だと思う。(個人的見解ですが)

そして一番茶が芽吹く頃は、まだ害虫も少ない季節で農薬もなくてよいとうかがいました。
ひらの園さんでは、
「お客様の口に入る新芽には農薬はかけず、主に収穫が終わった後の夏場に減農薬で栽培し、残留農薬検査も毎年行っています」とのことです。

卯屋では、その一番茶で作られた深蒸し茶をパウダーにしたものをお菓子の材料として使ってます。

深蒸し茶ミルクジャムもそんな一品。

お茶の魅力に熱くなり、長文失礼しました。
今日もお付き合い頂きありがとうございます。

本日 コキーユ単品 お休み
その他焼菓子単品
レモンケーキ、うずまき、煎茶クッキー、抹茶マドレーヌ など並びます。

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